逆に既婚女性は留袖を着ますね。
違いはそのまんま、袖が長いか短いか、の違い。
なぜ未婚だと袖が長いのか、
昔の人にとって、着物の袖を振ることが恋心を伝える手段だったんです。
現代では女性から告白というのはなんら違和感はありませんが
昔は、そんなこと恥ずかしくてとてもとても...
という時代だったそうです。
そこで、恋のシグナルのように袖を振ることで想いを伝えていたというわけです。
日本女性の奥ゆかしさを感じますね。
恋人に対して振る、振られる、という言葉もそこからきているそうです。
既婚女性が着る留袖。
もう、袖を振る必要がないので長い袖を切って短くしたのです。
そこで"切る"という言葉は縁起が悪いので、留めるという言葉を用い、留袖というらしいです。
日本の言葉って、縁起を気にしますよね。
他に、夏に日よけや虫除けにかける「よしず」。
素材は葦で出来ていますが、
「あし(悪し)ず」だと縁起が悪いので、「葦簀」と書いて「よし(良し)ず」と読むそうです。
また、神前式に着る白無垢ですが、
白い色の所以は、巷では「あなたの家の色に染まります」という意味と勘違いされやすいようですが、
これは死装束の白だそうです。
娘は嫁にいくことで家を出る、つまり死に、
そして嫁ぎ先で新たに生きていくというところからくるそうです。
戦国時代などは、嫁ぎ先によってはいつ死んでもおかしくない立場になるわけですから
死の覚悟を持ってお嫁に行ったわけですね。
今日は古典的なお話を聞いてきたのでそれを覚えておこうと思い
ここに書いてみました。
日本の古典って、心情や意味合いを紐解くととても面白いですよね。
もっと勉強してみたいと思います。